「終わらない虐待~悲しみの連鎖~」第4話「弱くて強い女」 ネタバレと感想

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owaranai

女性の家庭や育児をテーマにした漫画「ストーリーな女たち」から
神崎順子先生の『終わらない虐待~悲しみの連鎖~』の第4話「弱くて強い女」を紹介しますね。

→「終わらない虐待~悲しみの連鎖~」本編はこちら

「終わらない虐待~悲しみの連鎖~」第4話「弱くて強い女」ネタバレ あらすじ

スーパーでパート勤務をしている桜木加奈子

このスーパーでは古株でリーダー的存在の
徳田良江と堀内里美が
いつも後輩に指図ばかりしていて
うんざりするのでした。

ある日、野々上春奈が新人として一緒に
働くことになりました。

彼女は高級住宅街に住んでいますが、
ローンの支払いや子供の学費のため働きに
出ることにしたのです。

近くに住んでいることもあり
加奈子は春奈とすぐに打ち解けます。

青果売り場を担当することになった春奈は
いつも笑顔の接客と適切なアドバイスで
お客さんに評判となり店長から評価されます。

しかしこれをよく思わないのが古株の
良江と里美のふたりでした。、

いやがらせとして担当以外の仕事や
重い荷物を運ばせるなど春奈に押し付けます。

この二人が陰で、高級住宅街に住む加奈子を
ひがんでいるのを聞いた加奈子は
春奈に伝えますが、春奈は二人が
そのうちわかってくれると信じていました。

それでも良江たちのいじめは続き、ついには
春奈にウソの特売情報を伝えて商品を変更させて
店長に叱られてしまいます。

頭にきた加奈子は店長に本当のことを告げようとしますが
それでも春奈に止められてしまいます。

このため良江たちをつけあがらせることになり
春奈が子どものために休みを取っていたのを
自分が休んで無理やり出勤させようとするのでした。

その3日後、加奈子は先に帰った春奈から
ロッカーの中の忘れ物を届けてほしいと頼まれます。

忘れものを取り出そうとすると業務メモとかかれた
ノートが出てきました。

それを見ていた良江たちが、加奈子からノートを取り上げて
勝手に中身を見てしまいます。

そこには良江たちの悪口ではなく
「自分に期待してくれている、」
「先輩たちを目標にして仕事をおぼえていこう」
など良江達を尊敬する内容が書かれていました。

これをみて良江たちは気まずくなるのでした。

後日、春奈が出勤すると良江から予定通り休んでいいと
告げられ、さらに春奈を励ましてくるのです。

あまりの変わりように喜んだ加奈子でしたが
春奈から、ノートの件はわざと良江たちに
見せるための用意していたものだと明かされます。

びっくりする加奈子。

しかし春奈はゆくゆくはパートのリーダーとして
良江達の上に立つこと考えて、敵をつくらないように
していたのです。

本当に強いのは良江たちではなく、
春奈だと感じた加奈子でした。

ここまでが『終わらない虐待~悲しみの連鎖~』の
第4話「弱くて強い女」のあらすじです。

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「終わらない虐待~悲しみの連鎖~」第4話「弱くて強い女」」の感想

このお話、決して他人事ではないです!!

わたしは運よく?スーパーに勤めた経験はありませんが
いじわるな先輩店員が仕切っているお店ってあるんでしょうね~

でもスーパーに限らずどこの会社でも、
自分勝手な先輩がいてもおかしくありませんよね!

たんに逃げ出すのではなく、
逆に心をつかんでしまうやり方もあるんだと感心しました。

ノートの真似は難しいでしょうけど(;^ω^)

とても面白かったのでぜひ読んでみてくださいね。

このほかにも「もうひとつの笑顔」など5話が収録されています。

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