
こんにちは!
女性の家庭や育児をテーマにした漫画「ストーリーな女たち」から
庭りか先生の「はした金で売られた女~蕾の頃~」の第1話を紹介しますね。
「はした金で売られた女~蕾の頃~」第1話 ネタバレ あらすじ
貴子は戦争で親を亡くし叔父の家で
世話になっていました。
昭和30年、18歳になったある日
突然、叔父の仕事の都合で、
藤原商店の社長の息子に嫁ぐよう迫られました。
叔父は朝から晩まで貴子をこき使って
「文句があるなら飯代を払え」と
言い続けてきたので、
恩を返すことにするため、
仕方なく嫁ぐことを了承します。
貴子が嫁いだ相手は藤原文治40歳。
彼の父親は洋服の生地を扱う
仕入れ問屋の藤原商店を営んでおり、
そのお店は彼の弟である清治が
あとを継いでいました。
文治は戦争のケガで体が不自由でした。
清治が体の不自由な兄を藤原商店から
追い出して独立させるために
貴子をあてがったのです。
文治は体の不自由で女性と関係を持つことが
出来ないので跡取りが出来ないことや
頭を下げることができないので
営業に向いていないため
父親の跡取りから外されたのです。
藤原商店から独立した藤原文治商店は
配達など藤原商店の下請けの仕事を
していました。
弟の清治は、ことあるごとに顔を出して
兄の文治や貴子にイヤミを言います。
また清治の妻である公子は、
本来、文治の許嫁でしたが
社長の妻の地位を狙っていた
彼女は、体の不自由な文治を
見限って清治の妻となったのです。
貴子が何も知らされずに嫁いできたことを
不憫に思った文治は、彼女に
「破談にしてもいい」と告げますが、
帰るところがない貴子は断ります。
あるとき貴子が一人でいたときに
清治が手を出そうとしますが
文治に止められ助けられます。
清治が社長を務める藤原商店に
頼らなければならない現状を嫌い
貴子は文治に店を大きくして
完全に独立していこうと
訴えるのでした。
取引先で最初は相手にしてもらえない
貴子でしたが、彼女がお客に服を
売るのが上手なことが評判になり
販売のお手伝いを条件に仕入れて
もらえるようになっていったのです。
文治の父親も貴子の行動力に
一目を置くようになりました。
生地の仕入先に熱心に交渉することで
信頼を勝ち取り、藤原商店と対等に
扱ってもらえるようになったのです。
貴子の手腕をこころよく思っていなかったが
清治や公子達でした。
あるとき公子のタバコが原因で
藤原商店の倉庫が火事になり
納品予定だった生地が
焼けてしまいました。
何も知らない清治は、
文治が火をつけたのでは?と
根拠のない疑いをつけてきたため、
貴子は敢然と抗議します。
焼けてしまった生地を藤原文治商店から
融通する際はしっかりと利益を乗せると
断言します。
これに文句をいう清治でしたが
やりとりを見ていた父親は、清治を叱りつけ
貴子を高く評価するのでした。
また文治のことを支えてほしいと頼みます。
これを機に藤原文治商店は
ついに親会社であった藤原商店の
売上を抜くのでした。
文治は貴子が嫁に来てくれたことに感謝し、
貴子も幸せを感じていました。
ここまでが「はした金で売られた女~蕾の頃~」の1話のあらすじです。
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「はした金で売られた女~蕾の頃~」第1話 感想
突然、会ったこともない人に嫁げだなんて
今では考えられないお話しから始まります。
戦争で親を亡くした人たちのなかには
このように理不尽な思いで人生を歩んだ人も
多かったんでしょうね。
家族の間でもうまくいっていなかった
藤原家だからこそ取引先に指示して
貴子をあてがわせたのかもしれません。
しかし貴子は商売の経験がないにもかかわらず
いきなり信頼を勝ち取り商売を軌道に
のせていきましたね。
持前の強い行動力と信念によるものですね。
それに引き換え、夫の文治はすべて妻任せ!
体の問題があるにしても親子ほど離れた
年齢だけに、甲斐性を見せてほしいな~
それにしても清治の妻の公子は悪役そのものですね!
これじゃあ父親もおちおち任せていられませんね!!
せひ続きを読んでみてくださいね。
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