
こんにちは
子育て中の”ムーニー”です。
石田拓実先生の「高台家の人々」
とっても面白いのであらすじや感想を紹介していきますね~♪
「高台家の人々」1巻のあらすじ
平野木絵 27歳は
風邪をひいて会社を休んでいる間に
企画部に高台光正が赴任してきました。
ニューヨーク支社から転勤してきたエリートで
長身でスポーツ万能 名門の家柄と
完璧のため、社内の女性たちの注目の的に
なっていました。
木絵は他人と話すのが苦手で言いたいことが言えず
一人でいることが多かったからか、
小さい頃から妄想癖があった。
それもとびきりばかげた内容ばかり。
仕事中の妄想にふけっているので、
よく上司の脇田課長に
にらまれこともよくあるほどでした。
社内で注目の光正のことも早速、
王位継承争いに巻き込まれた
王族の青年の設定で妄想します。
その光正とエレベーターや来客の前で
一緒になるたびも妄想を広げていると
いつも光正は吹出してます。
吹出すタイミングが絶妙なので、
まるで頭の中を読まれているかの
ようでした。
ある日、その光正に食事に誘われます。
部署も違うし接点がほとんどない自分が
なぜ誘ってもらえるのか不思議でした。
会社の女性たちもみんな不思議がります。
光正と親しくなれたものの
彼と不釣り合いな自分は、
きっとすぐ見捨てられると思っていました.
木絵は根が明るくて優しいし
他人の陰口はたたかきません。
彼はそんな彼女のバカげた空想話など
興味深く聴いてくれたのです。
二人でいるとき、光正に
もしかして頭の中が読めるの?」と聞くと
「もし読めてしまったら不幸だ」と
答えます。
木絵は「好きです!!」と心の中で告白すると
なんと光正も「木絵、自分も..」と
返してくれるのでした。
クリスマスの日に木絵は光正の家を訪れます。
そこには長男の光正のほかに、
長女の茂子と次男の和正がいました。
みんな黒髪 碧眼 美形の持ち主だった。
彼らの祖母がイギリス人だと教えてもらいます。
木絵がさっそく3人がバンパイアの一族の設定で
妄想を始めると、やはりみんな吹出します。
実は高台家のこの兄弟は人の心が
読める能力を持っているのです。
しかしそれは不幸でしかないというのが
彼らの認識でした。
おかげで親友も恋人も
長続き出来ないでいたのです。
茂子には元大学の同級生で
6年の長い付き合いになる
岸本浩平がいました。
茂子は春の海に穏やかな心をもつ
浩平だから友達でいられると
考えていました。
岸本浩平の心を読むと、
彼が2年下の後輩、三浦知紗から
告白を受けていたことを知ります。
友達だと思っていた浩平が
彼女とくっつくのは嫌だと
思う自分の感情に気づきます。
木絵の空想をきっかけに
思い切って浩平に告白する
決心をします。
浩平と待ち合わせをすると
彼が知紗と一緒にやって来ます。
知紗の心は浩平を取られまいと
することで必死でした。
とても告白どころでない茂子は
その場から立ち去ってしまいます。
しかし後で、知紗の心から
浩平は自分(茂子)に
友達以上の関係を求めていることを
知るのでした。
専務の娘が光正を気に入ってしまい
お付き合いを望んでいるという噂が
会社の女性たちから流れてきました。
木絵はショックを受けます。
彼女は社長の義理の弟である専務の娘だけあって
断れないのでは...?
そう考えると早くもあきらめムードとなり
また暗い妄想にふけってしまうのでした。
しかし光正は専務からの縁談の話を断り
木絵のもとに駆け付けます。
木絵が買ってきた食材を見て
料理を作ってくれるのでした。
さいとう動物病院の経営者を父に持つ
斉藤 純。
彼女は10年前、愛犬の予防接種に来た
光正に一目ぼれしたのでした。
高校では茂子と同級生になり、茂子絡みで
光正と知り合うことが出来ました。
和正も中学のときに純と知り合います。
純が大学1年のとき、思い切って想いを
打ち明けますが
後ろ姿だったので間違って弟の和正に
告白してしまいます。
それ以降、純はショックで光正に
会おうとはしませんでしたが
ずっと光正を想っていることを
和正は知っていました。
そしてついつい純をからかいます。
大学を卒業した純は父の跡を継いで
獣医師になっていました。
そしてある日、往診で高台家に来ていた純は、
光正と再会し彼から木絵を紹介されます。
「もう光正が木絵のものなんだ」と悟った純が
切なくなっている気持ちを和正は
知ってしまうのでした。
かわいそうだと思って微笑みかけた和正でしたが
純は人の不幸を笑っていると勘違いし
和正は性格が悪いと思ってしまいます。
それに気づいた和正は、
「今日は告白するつもりだったのに残念だね~」
とみんなの前で告げるのでした。
純は慌てて高台家を後にします。
しかしそのセリフを聞いた木絵はピンときます。
妄想の中で「和正君は純先生が好きなんじゃない?」
和正はショックを受けます。
10年間想い続けていたのは俺だった?
純は合コンで知り合った男に言い寄られて困って
いたところを和正が、割って入って男を
追い返してしまいます。
和正は光正の前で
余計なことを言ったことを謝り
自分がやきもちを焼いていたことを
正直に純に話すのでした。
ここまでが
「高台家の人々」1巻のあらすじ(ネタバレ)です。
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「高台家の人々」1巻の感想
タイトルをみて、何か複雑な人間関係が
描かれるお話しかなと思ったら、
全然イメージが違っていました~♪
おまけに単行本第1巻の表紙に主人公がいない!!
とにかく木絵のおかしな空想が笑いを誘います♪
きっと光正達は笑いをこらえるのに大変だったでしょうね~(;^ω^)
木絵のかわいくも少しおとぼけなところがとても好きです。
みなさんもぜひ読んでみてくださいね。
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