「高台家の人々」2巻 あらすじや感想です

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高台家の人々

こんにちは
子育て中の”ムーニー”です。

石田拓実先生の「高台家の人々」
とっても面白いので2巻のあらすじや感想を紹介していきますね~♪

→高台家の人々 1巻のあらすじはこちら

「高台家の人々」2巻 あらすじ

相手の心が読めてしまう高台 光正は
お付き合いを始めた平野 木絵に
この能力のことを話すべきか迷っていました。

ちなみに高台家は長女の茂子や次男の和正も
同じく心を読む能力を持っています

光正が木絵と付き合うきっかけは
彼女の壮大な妄想が
光正のツボにはまったことからでした。
しかし同時に罪悪感もかかえていました。

仕事が忙しい中、
「今度あらためて話がしたい」と
木絵に申し出ます。

そんなとき光正と同じ企画部に
入社2年目で若くてかわいい浅野さんが
光正にアプローチをかけてきました。

二人が駅まで一緒に帰るところを
木絵は目撃してしまったのです。

「話ってこれのことなの!?」

自分は年上で美人でもないと落ち込みます。

木絵はショックを受けて妄想タイムに浸ります。

取り柄のない木絵でしたが小さいころ
平泳ぎだけははまずまずだったので
デンマークのコーチのもと、
オリンピックを目指して特訓に明け暮れます。

やがて木絵は光正を
避けるようになります。

木絵がボーっと一人でいると
何を妄想しているのか気になる
光正は、ときおり妄想の中で
彼女がたくましい水泳選手に
なっていて戸惑っていました。

木絵の同僚の阿部さんのおかげで
光正は今度は人魚姫の妄想に浸っている
木絵に会うことができました。
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「僕が他人と深く付き合うのは苦手だけど
君だけは一緒にいたいと思う」

「一生一緒にいたい..」

光正の言葉に、木絵が嬉しさのあまり
妄想が爆発するのでした。

光正はその妄想に笑いをこらえながら
木絵を抱きしめるのでした。

舞台は60年前のイギリス。

伯爵令嬢のアンは
人の心が読める能力を持っていました。
そのため恋愛についても冷めていました。

しかし日本からの留学生である
高台 茂正に興味を持ち、
彼の心を掴もうとします。

かたくなに親しくすることを
拒む茂正でしたが、
彼が楽しいことや美しいことを
いつも考えアンを大切に扱おうとしている
気持ちを読み取り
彼にますます惹かれていくのでした。

アンと茂正が親しくしていることを
知ったアンの両親は、茂正を
日本に帰してしまいます。

しかしアンは先回りして日本で
彼を待ち受けるのでした。
茂正はとうとう自分の本心を
アンに伝えます。

「結婚してください」

その後、茂正の両親や
親が決めた婚約者のメイコとも
理解を得ることが出来き
二人は結婚します。

この二人が、光正たち兄弟の
祖父と祖母なのです。

光正たちは、祖母の能力を
受け継いでいだのでした。

その祖父も2年前に
亡くなっていました。

光正が出張中に、
母親の高台 由布子がイギリスから
帰ってきました。

由布子は長男の光正が
すでに結婚を決めていることに
納得がいかず、息子の結婚相手である
木絵と面談します。

光正より年上でオドオドして習い事も
していない木絵に、光正との結婚を
あきらめるようすすめるのでした。

光正のことを思えばあきらめるしかないと
考える木絵は自分よりもっと不幸な
ネズミのビョーンのお話しを
妄想してしまうのでした。

ビョーンは昨日死んでしまいました。
一生彼女もいなくてお腹いっぱいたべることも
できなかった独りぼっちのビョーン...

彼女は悲しいことがあったときは
もっと悲惨な妄想をすることで
今まで乗り越えてきたのです。

出張から帰ってきた光正は
木絵に連絡を入れますが
「もう会わない」と
言われてしまうのでした。

ここまでが
「高台家の人々」2巻のあらすじ(ネタバレ)です。

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「高台家の人々」2巻 感想など

今回も木絵の妄想が楽しませてくれます。

まさか恋のライバルである
浅野さんまで登場するとはね~(^^♪

それにしても絵に描いたような(描いているけど)
上流社会のお母さまの登場です。

もちろん光正も黙ってはいないでしょうが
このピンチを二人は切り抜けられるのでしょうか!!

みなさんもぜひ一度読んでみてくださいね~♪

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