「王様ゲーム」 ネタバレや結末です　その３

金沢伸明／連打一人先生の「王様ゲーム」を紹介しています。

「王様ゲーム」 ネタバレ　結末 　その３

→王様ゲーム ネタバレ 結
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理不尽な王様ゲームで次々と
クラスメートが死亡していました。

その犯人を突き止めようとする伸明たち。

陽介の意志を受け継ぎ、
伸明は夜鳴村へ調査にむかいます。

廃村状態の郵便局で、この村で
起きた集団死事件の記録を見つけたところで
跡をつけてきた丸岡香織に
殴られてしまいます。

香織は伸明が王様だと考えていました。

誤解をといた伸明でしたが、
陽介のことを想った香織は
泣いてしまい王様ゲームの
罰を受けて死亡します。

そこに
「伸明は心臓麻痺の罰を受ける」と
する王様ゲームのメールが届きます。

伸明と連絡がとれない直也は
焦っていました。

そこにまたしても王様ゲームの
メールが届きます。

「クラスの中から一人サイコロを振り
　出た目の数だけクラスメートを
　指名する

　誰もサイコロを振らない場合は
　全員に罰を与える」

岩村莉愛の提案で
残ったクラスメートが公園に集合します。

全員がそろっていませんでしたが
誰が振るかでもめていたところに
岩村莉愛と伸明が現れます。

伸明の罰が書かれた王様ゲームのメールは
莉愛が出したものだったのです。

再び、誰がサイコロを振るかで
争いがおき、阿部利幸が
智恵美を捕らえて
「自分を指名したら殺す!」と
クラスメートたちを脅します。

さらに智恵美の足をナイフで傷つけます。

利幸の命令で直也がサイコロを振るが
６の目が出てしまうのでした。

うっかり名前を呼んでしまった山下敬太、
自殺未遂でその場にいなかった松本雅美、
利幸の命令で中尾美奈子、河野千亜
の名前を呼び死亡する４人。

藤岡俊之が阿部利幸を押さえつけて
直也に名前を呼ぶように告げ、
この二人も死亡します。

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最後にサイコロを振った直也も
手足がもがれて死んでしまうのでした。

岩村莉愛は持参したノートパソコンを
開いてこの王様ゲームの概要を説明します。

３２年前に夜鳴村で古い因習にもとづく
強力な暗示で次々と村人が死亡しました。

その事件を調査したのが
智恵美の母親である本多奈津子だったのです。

彼女はその暗示法をプログラム化することで
人間をコントロールして戦争をなくすことが
出来ると考えましたが、
あまりにも恐ろしい暗示法に気付き
プログラムの削除を決めたのでした。

しかしプログラムは自動で増殖を続け
奈津子を暗示で殺してしまいます。

プログラムは究極の暗示法の実験の場として
研究者の娘のクラスを選んだのでした。

強力で絶対的な暗示をかけることで
王様ゲームが成立してしまったのです。

天才ハッカーの莉愛は
このプログラムにウイルスを送り込みますが
彼女も全身が火に包まれて死んでしまいます。

これで残ったのは伸明と智恵美の２人。

その直後、
王様ゲームのメールが届きます。

「５分以内に伸明が
　最も愛するものを殺さないと
　首切りの罰を与える」

自分を殺すように頼む智恵美でしたが
伸明は、暗示に打ち勝つぐらい
「生きる」と強く願うことで
二人で生きることを選びます。

５分を経過して助かったことを
喜ぶ伸明たちだったが、智恵美の
足の傷から血が流れだし
彼女も死んでしまうのでした。

最後に生き残った伸明にメールが届きます。

「あなたがこの世界の王様です
　この世界をどうしたいですか？
　　　　　　　　　　　ＥＮＤ」

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