あなしん 「ユメコイ」 あらすじや感想です

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ユメコイ

子育て中のムーニーです。

あなしん先生の『ユメコイ』
を読んでみたのであらすじ(ネタバレ)を紹介しますね♪

「ユメコイ」1話 文化祭のキセキ

初めて文化祭ライブにボーカルとして出る
予定だった軽音部の白井美鈴ですが、
歌がうまい他の子に役割を
譲ることになってしまいました。

気を取り直してアルバイトの
家事代行サービスの訪問先へ向かう美鈴。

訪問先は彼女が大ファンでもあるバンド
『DADA』のボーカルである
ナオのマンションの部屋でした。

最初はミーハーなファンだと知って断られますが
彼女が母の代わりの働いていることを知り
受け入れてもらえました。

文化祭ライブでボーカルを辞めさせられた
ことをナオに話すと、自分でギターを演奏して
一人でやるべきだといわれます。

美鈴はギターの練習を始めます。

見るにみかねたナオは美鈴に
ギターの弾き方など指導してあげるのでした。

上達した美鈴をみて、軽音部のメンバーは
再び彼女をボーカルに抜擢します。

一方、作曲でスランプに陥っていたナオは
美鈴の真剣に打ち込む姿に影響を受け
復活します。

しかしナオのマネージャーから
スキャンダルになりかねないとして
美鈴は解雇を言い渡されました。

ナオに何も告げられないまま美鈴は
去っていきました。

文化祭ライブが始まり
いよいよ美鈴たちの出番です。

しかしメンバーの一人が
緊張で固まってしまい演奏が始められません。

そこにナオが現れ、メンバーの代わりを務め
美鈴とライブを盛り上げるのでした。

有名バンド『DADA』のナオが
出演していること気づいた観客は
騒然となっています。

終了後、みんなの目をかいくぐって
美鈴とナオは隠れていました。

まだ夢のようだという美鈴に
ナオはキスをします。

「卒業したらまた家事代行に来い」と
部屋のカギを託される美鈴でした。

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「ユメコイ」第2話 世界は変わる

体育祭のリレーで1年で不利な状況にも
かかわらず上級生相手に競り勝った
朝倉君を田中さんは憧れます。

2年になり彼と同じクラスになったとき、
二人は体育祭委員になります。
田中さんは立候補して委員になっていました。

朝倉君が部活に集中しているため
田中さんが一人で作業をします。

それを知った朝倉君は、
お礼に放課後デートをしてくれます。

田中さんは1年のとき朝倉君が
リレーで見せたように
「不可能を可能にしたとき
世界は変わってみえるの?」
朝倉君に問いますが、
彼は適当に返事をするだけでした。

公園の鉄棒で朝倉君が
鮮やかな演技を見せます。

なりゆきで田中さんも逆上がりを
やることになりましたが
何度挑戦しても成功しませんでした。

しかし自分も変わった世界が見たいため
その後も懸命に逆上がりの練習をします。

まだ田中さんが練習を続けていたことを知った
朝倉君は、田中さんに
「成功しても何も変わらないから」と
告げます。

その放課後、朝倉君は先生から
田中さんは持病で激しい運動ができず、
競技に参加できないため
体育祭委員として参加していることを
聞かされます。

また公園で田中さんが自分に
片思いしていることを知ります。

ある日、公園で練習する田中さんは
ついに逆上がりに成功します。

すると向かいのベンチには
さかさまに書かれた朝倉君の連絡先が
書いてあるのを田中さんは見つけます。

成功したときに見えるような場所に
書かれていたのです。

連絡するとすぐに朝倉君が
駆けつけてくれて
「やはり世界が変わった!」
実感する田中さんでした。

そして今年も体育祭が始まりました。

クラス対抗リレーで、またしても
朝倉君がアンカーを務め
1位でゴールしました。

ゴールした朝倉君はバトンを
田中さんに渡してこういいました。

「俺の世界も変わった」

二人の恋が始まるのでした...。

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「ユメコイ」3話 解けない問題

1年のときからいつも成績1位は
二ノ宮君でした。

彼は誰にでもやさしく
みんなにも人気がありました。

それに対して
戸田キリコは学年最下位です。

あるときキリコは二ノ宮君が
クイズ好きということを知り
マッチ棒を使ったクイズを出題し、
彼と打ち解けます。

また二ノ宮君が糖分補給のため
甘いものが好きと知り
自分のお家で作ったクッキーを
プレゼントします。

彼女のおうちはケーキ屋さんでした。

塾に行く途中でキリコのお店に
二ノ宮君が立ち寄ってくれました。

たまたまやってきた外国人の
対応を代わりに二ノ宮君が引き受けて
くれます

試作品のケーキを塾帰りの二ノ宮君に
届けにいったとき、コンビニの前で
仲間といた彼の弟のナオキと二ノ宮君を
が言い争っている場面に出来わします。

優等生の二ノ宮君に対して
ナオキは金髪で悪友たちと
付き合っていたのです。

ナオキは兄と比べられることで反発し
それが二ノ宮君の悩みでした。

なんでも出来る二ノ宮君にも
悩みがあることを知るキリコ。

ナオキの気持ちを知るために
弟になってみたら?と二ノ宮君に
進言します。

二ノ宮君が好きなキリコでしたが
彼のことを知るたびに
自分には不釣り合いだと感じていました。。

さらにキリコは先生から
今のままだと留年だと告げられ
ショックを受けつつも
あきらめようとしていました。

そこに金髪に染めた
二ノ宮君がやってきます。

驚くクラスメートたちをよそに
二ノ宮君はキリコに「弟になってみた」と告げ
弟はそれを見て昔のように
笑ってくれたことを話します。

また二ノ宮君は
「俺が(キリコを)留年させない」
とみんなの前で断言します。

二人はクラスメートが見守る中
理由を聞かれた二ノ宮君は
「俺が戸田と一緒にいたいから」と
言ってくれました。

クラス公認のカップルの誕生です。

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「ユメコイ」第4話 夢の続き

レンタカー会社の窓口業務をしている
藤井ナナは、店の前を行きかう高校生たちを
うらやましい目でみていました。

そんな高校生たちの中に
気になる高3(推測)で
バスケ部の男の子がいました。

好きな子とメールをしたり
放課後寄り道したり
自分ももっと積極的になっていれば
出来たはずなのに….

ある帰り道で、その男の子が
生活指導の先生にあらぬ疑いを
かけられていたため
ナナは嘘をついて彼を助けます。

彼の名前はトウヤ。

ナナは思わずトウヤには
自分は大学生だと
嘘をついてしまいます。

助けたお礼にマックでちょっとした
放課後デートを味わうナナ。

そのときトウヤから
進路について相談されます。

「バスケット部がある大学から
スカウトされているが
自分は強豪チームの大学に
浪人してでも入りたい。
冒険すべきか無難なほうを選ぶか
悩んでいる」
という内容でした。

すかさず自分の反省から
楽なほうを選ぶと絶対後悔すると
アドバイスをすると背中を押してくれたと
喜ぶトウヤでした。

その後、ナナはトウヤをメールで励まし続けます。

順調に成績を伸ばすトウヤは
ナナを花火が見える場所に案内します。

時間が経過するにしたがい
社会人なのに大学生と嘘をついた
罪悪感に襲われるナナ。

試験が一段落したとき、トウヤから
遊びの誘いがあり、これが最後として
制服デートがしたいと申し出ます。

高校の制服を着たナナは、トウヤと
楽しい時間を過ごします。

二人で学校の教室に立ち寄ったとき
ナナは高校時代にやりたかったことを
かなえてくれたことにお礼をいいます。

そのときトウヤから告白され
二人は口づけを交わしました。

しかしナナは
年齢を偽って過去を後悔して
生きていることをトウヤに打ち明けます。

そして傷つけたことから身を引くのでした。

3月の卒業式の日、ナナの会社の
前をまた卒業生が通りすぎていきます。

そこにトウヤが現れます。

二人乗りの車を今日借りたいといい
ナナに
「一緒にいた時間は夢のようだった」
「続きがみたい」
と告げるのでした。

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あなしん ユメコイ 読んでみた感想です♪

あなしん先生の『ユメコイ』
を読んでみたので感想を書いてみました♪

『春待つ僕ら』のあなしん先生の読み切り作品集の
『ユメコイ』ですが4話収録されています。

これ、どのお話しも最後は幸せな気持ちに
させてくれる傑作揃いでした~

一生懸命に練習に打ち込むことで
プロを心を動かした美鈴。

持病のハンディを背負って
世界が変わる瞬間を追い続けた田中さん。

なんでも出来る彼に新しい風を吹き込んだキリコ

心残りだった高校生活の夢を実現することが
出来たナナ

短編のひとつとして埋もれてしまうのが
もったいないです。

みなさんもぜひ読んでみてくださいね!

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