
こんにちは
今回は大ヒットしたノンフィクションが原作で映画でも上映された問題作をまんがにした「名前のない女たち 企画AV女優-凌辱と金 上巻」に収録されている「結城安奈編」を紹介しますね
「名前のない女たち」上巻「結城安奈編」 ネタバレ あらすじ
結城安奈 19歳はAV女優として
今日も撮影をしていました。
スタッフが、いつも笑顔でいる安奈を
褒めると昔つらいことがあったから
顔だけでも笑顔でいたいと
打ち明けるのでした。
安奈は8人兄弟の母子家庭で生まれてきました。
父親は2歳のとき、借金で蒸発し
体の弱い母親は子供たちをつれて各地の施設で
転々としていました。
やがてホームレスとなりますが、
子供たちの生活をみて献金が集められ
ちゃんとしておうちで暮らすことが出来ます。
中学を卒業した安奈は、母を助けるため
病院に勤めながら准看護学校に進学します。
しかし院長からレイプされ心に大きな傷を負います。
そのいまわしい過去を消し去るため
援助交際を始めてしまいます。
ある日、母が3400万円の借金をかかえている
ことを知ります。
安奈は昼夜を問わず必死で働きますが、
返済には到底追いつかず今度はイメクラで働きます。
毎日、男たちの相手をさせられて
精神的にまいってしまった彼女は
リストカットするまで追い詰められていくのでした。
見るに見かねた店長がAV撮影を紹介します。
母を助けたい一心で撮影に臨んだ彼女の
演技は評判となり、一躍人気女優として
活躍するようになります。
その頑張りでとうとう母が背負っていた
借金も返済することが出来たのです。
しかし体を酷使してきたため
AV女優を引退せざるをえなくなりました。
借金はすべて返済したものの
借家住まいのためいずれ立ち退かねば
ならなかったのです。
今度は母に家を買う目標を立てた安奈は
ふたたびAV撮影にのぞみます。
その結果、子宮外妊娠となり卵管を
摘出手術が必要になりました。
たくさんの子供に囲まれていた母に
あこがれていたのに、
自分は子供を産めなくなったことで
安奈は絶望します。
母につらくあたってしまう安奈でしたが、
何度も繰り返して謝る母をみて
自分は母を助けることが出来たんだと
実感するのでした。
今の安奈は家を買う以外に
ビリヤードのオリンピック選手になることや
里親制度で子供を引き取って育てる
大きな夢もかかえているのでした。
すべては大好きな家族のために.....
ここまでが「名前のない女たち企画AV女優-凌辱と金 上巻」に収録されている「結城安奈編」のあらすじです。
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「名前のない女たち」上巻「結城安奈編」 ネタバレ感想など
AV女優になる理由は、ひとそれぞれですが
ホームレスをはじめ壮絶な過去をかかえてきたことに
驚かされます。
母や家族のために、ここまで自分を犠牲にしてきた
彼女がいかに家族を大切にしているかが
よくわかります。
それだけに自分で家族を作れなくなったときの
ショックは私たちの想像以上だったんでしょうね....
居心地のいい家族というものが、
どれだけ大切なものかを考えさせられました。
他にも「市橋さやか編」、「井上愛編」など3作品が収録されていますので、ぜひ読んで見てくださいね。
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