僕たちがやりました あらすじと感想です

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子育て中のムーニーです。

原作:金城宗幸先生/漫画:荒木 光先生の
漫画『僕たちがやりました』を
読んでみたのであらすじ(ネタバレ)や感想を書きました♪

僕たちがやりました あらすじ(ネタバレ)です

僕たちがやりました

この「僕たちがやりました」は
高校生達とOBの4人が
死者が出る事件をおこしてしまい
逃亡生活を描いた物語です。

★★★★★★★★★★★★★★★★
増渕トビオは同級生の丸山友貴や
伊佐美 翔、OBの小坂 秀郎と
つるんでいました。

小坂センパイの実家は金持ちのため
ニートにもかかわらず高級車を
乗り回し、トビオたちをよく
遊びに誘い出します。

伊佐美は新しい彼女の今宵をみんなに紹介します。

トビオたちの通う凡下高校の向かいには
札付きの悪が集まる矢波高校がありました。

矢波高校の生徒からカツアゲや暴力を受ける
凡下高校の生徒があとを絶ちません。

仲間の丸山が矢波高校の不良たちに
拉致され、リンチを受けて箱詰めに
された状態でトビオたちに
発見されます。

それを見たトビオは
「アイツらを殺そう」と3人に
告げます。

早速小坂センパイは大金を使って
ネットの情報を参考に爆弾を製作し、
これを矢波高校へ仕掛ける計画を
立て、みんなも賛同するのでした。

そんなときトビオは幼なじみの
蓮子に出会います。

彼女は矢波高校の市橋という
リーダー格の男と一緒でした。

深夜になりトビオ達
4人は動物のマスクをかぶって
矢波高校に潜入し校舎の各所に
爆弾を設置していきますが
宿直の職員に見つかり
急いで退散します。

翌日4人は学校の屋上に集まり
起爆スイッチを次々と押して
爆弾を爆発させました。

ほとんどが大きな音がするものの
窓ガラスが割れる程度でしたが
最後のボタンを押したとき
大爆発が起きます。

それは向かいの凡下高校まで
爆風が襲うほどの威力でした。

火災が発生し何人もの矢波高校の
生徒が火だるまになっていました。

プロパンガスに近くに小坂センパイが
あわてて設置した爆弾で引火したのです。

テレビのニュースでも報道され
死者10名が出たことをトビオ達は
知ります。

警察が捜査に動きだしたことや
テレビで防犯カメラに映った顔から
似顔絵が公開されたことから
小坂センパイはトビオ達を呼び出し
3人に200万円づつ現金を渡し
誰にも口外しないよう釘をさしました。

伊佐美はこれからは
単独で行動することを告げます。

これからどうしするか迷っていた
トビオは幼なじみの蓮子と
連絡をとりあいカラオケで
彼女と口づけを交わすのでした。

しかし欲が出たトビオは
セックスを強要したため
蓮子は怒って帰ってしまいます。

小坂センパイはプーケットへ
高跳びを決意しトビオや
丸山を誘います。

丸山は連絡がつかなくなり
トビオは小坂センパイについて
行こうと決心し待ち合わせの
空港に向かいますが、そこで
小坂センパイは警察に取り押さえられて
しまいました。

それを見てあわてて逃げるトビオ。

そんなとき丸山から連絡があり
二人は合流しネットカフェで
過ごす日々が続きます。

しかしトビオを目を覚ましたとき
丸山はトビオの200万円を
奪って姿を消していました。

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僕たちがやりました

爆発事件を引き起こし警察から
逃げ回っていたトビオたち。

一緒に逃亡していた丸山に
お金を奪われしまいました。

途方にくれたトビオでしたが
今宵が家にかくまってくれます。

そこに突然、伊佐美が
駆け込んできました。

宇佐美はトビオのいる前で
今宵とセックスを始めるのでした。

宇佐美は、ここに来る前
捕まる恐怖から追い詰められて
首吊り自殺を図ろうとしましたが
紐が切れて死に切れませんでした。

伊佐美と今宵を連れて出かけようと
外に出たとき、市橋らの
矢波高校の連中に囲まれますが
逃走することに成功します。

トビオもアパートを飛び出し
何とか連中から逃れることが
出来ました。

トビオは路地裏でゴミをあさる
生活を始めます。

そんなとき真良中 幹夫という男が
警察に自首してきました。

顔は指名手配の似顔絵に似ており
証拠の爆弾や製作方法などを自供したため
警察は小坂センパイを誤認逮捕だったとして
捜査の打ち切りが決まりました。

市橋はトビオが落としていった
携帯電話を使って
蓮子を呼び出し彼女に
トビオを居場所を訪ねますが。
蓮子もトビオを探しているため
二人で探すことになりました。

僕たちがやりました

市橋は目的は殺すため、
蓮子の目的は告るために。

市橋は体が不自由のため
すでに学校では後輩たちから
煙たがられていました。

一方トビオは逃亡生活の途中で
知り合ったホームレスのヤングさんに
世話になります。

しかし突然パンツを脱がされ
犯されそうになったとき、
自分が蓮子にしたことを思い出し
自分のしたことを後悔します。

しかし街中で市橋と蓮子を見かけて
二人の前から逃げ出します。

トビオは偶然再会した今宵に
再びかくまってもらいます。

蓮子が市橋といたことがショックだった
トビオは今宵に慰められ、
ついに童貞を捨てるのでした。

トビオを探していた市橋と蓮子は
矢場市橋の後輩蓮中に襲われます。

蓮子が犯されそうになったとき
市橋は自分を傷つけて蓮子を助けます。

お金をほとんど風俗で使い切った丸山は
伊佐美をおびき出し彼のお金を奪う計画を
企てます。

東京で伊佐美と合流した丸山は
熱海にバブル期に建設されたリゾートホテルで
身を隠すことを提案し彼と一緒に熱海に向かいます。

しかし外国人の女にお金をすべて
騙しとられてしまいました。

そんなときテレビで真犯人が捕まったと
報道を丸山たちやトビオの家族ら目にします。

釈放された小坂センパイが
今宵のアパートを訪ねてきて
トビオを迎えにきました。

丸山たちと合流したトビオは
冤罪だったとことを喜びあい
再び4人でカラオケやボーリングに
繰り出します。

しかし小坂センパイから
真犯人は先輩の父親がでっち上げた
人間だったことを明かされます。

センパイの父親は風俗業界を牛耳る
立場で、息子の逮捕を知って
ホームレスにお金を渡して
整形させてうえで自首させたのでした。

すべて闇の中、黙っていれば問題なしと
はしゃぐ彼らたちに前に
一人の刑事が現れます。

掲示はすでに真相を知っていたのですが
警察内で真実を訴えても揉み消されることを
知っていました。

4人の前に亡くなった生徒たちの
写真をバラまき、一生苦しめ!と
捨て台詞を残して去っていきます。

この日を境に4人は集まることは
ありませんでした。

日常に戻ったトビオでしたが
家族や蓮子と過ごすたびに
刑事の言葉が頭をよぎります。

ある日の放課後、
一人部室で時間を過ごすトビオ。

夕暮れの屋上から
トビオは身を投げ出すのでした。

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僕たちがやりました 感想です

僕たちがやりました

原作:金城宗幸先生/漫画:荒木 光先生の
『僕たちがやりました』を
読んでみた感想です。

いや~、いろんな漫画を読んできましたが
これほどまでにハラハラさせる作品は
ありませんでした。

まるで自分が犯罪を犯して
警察から逃亡するような錯覚に
陥りました。

やはり荒木 光先生のリアルな描写が、
この作品の世界に引き込まれていきます。
ミョ~にリアルな社会や直視したくない
現実が描かれています。

宮根誠司や尾木ママまで出てきますよ (^^)/

それにしても丸山はサイテーですね~
もともと自分が余計なことを言って
矢波高校の連中に制裁を受けたことが
爆破事件の根本的なきっかけです。

しかも丸山の復讐のために
爆破計画が立てられたのですから
みんなを追い込んだ張本人でもあります。

なのに、自分は有り金をすべて
風俗に使っておきながら
なくなったら人の金を奪ってしまう
頭の構造は矢波高校の連中顔負けの
悪でした。

本来なら、真っ先に
殺されるべき人物ですね!

あなたも読んでいるうちに絶対に、
引き込まれていくことでしょう。

みなさんもぜひ読んでみてくださいね!

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