子育て中のムーニーです。
木尾士目先生の『ぢごぷり』のあらすじ(ネタバレ注意)や感想を書いてます♪
ぢごぷり あらすじ(ネタバレ注意)
この「ぢごぷり」は
18歳で子供を産んだ沖浦あゆみが
直面した育児の物語です。
ちなみにタイトルの意味は
地獄のプリンセスです....(;^ω^)

沖浦あゆみ(旧姓:日野)は
沖浦瞬介との間に出来た
夢子を出産しました。
二人は同じ高校の美術部員でした。
瞬介は将来を期待された画家でしたが、
病気で亡くなります。
それはあゆみが妊娠した直後のことでした。
瞬介がもう長くないと知って承知の上での
行為でした。
出産を終えたあゆみは妹のかなめに
付き添ってもらって娘の夢子と一緒に
家が戻りました。
家はアパートの一室で、あゆみだけなので
当面は、かなめが一緒に寝泊まりして
夢子の世話にあたることにしました。
早速、夢子に母乳を飲ませているあゆみを見て
妹のかなめは1年前は同じ高校生だったことを
思い出します。
なんでも自分でしょい込もうとする
あゆみのために、かなめが手伝うのを
申し出たのでした。
あゆみはミルクではなく
母乳で育てていこうとします。
2時間おきにおっぱいをあげて
おむつの交換を繰り替えれていきます。
はじめは夢子の世話で頭が一杯だった
あゆみでしたが、全然寝ることが出来ず
これからの生活に不安を覚えるのでした。
あゆみは18歳での出産したため、
育児や体について友達に相談が出来ず、
出産や育児の本には書いていなかった
自身の尿漏れなどに頭をかかえます。
次第にストレスが溜まっていくあゆみは
とうとう夢子に「クソガキ」と
ののしってしまうのでした。
かなめは、姉が寝不足やストレスで
精神的に追い詰められていることを
感じていました。
「授乳以外は世話を自分がやる」と
申し出ます。
母乳が張って胸が苦しいのも
悩みの一つでした。
やがて1カ月検診で知り合った
若いお母さんに紹介してもらった
助産院の先生のおかげで胸の痛みが
なくなりました。
出産を経験したアパートの大家さんから
子育てはあとになって苦しいことは
みんな忘れてしまうものだと
教えてもらいます。
また保育園の赤ちゃんくらぶという
お母さんたちの集まりでは
みんな同じ苦しみを抱えている
ことを知ります。
しかし他のみんなと同じように
子供がいてよかったとまでは
思えませんでした。
夢子に向き合えてないと悟った
あゆみは、かなめを追い出して
一人で子育てに向き合います。
ある日のこと、
夢子の父親である沖浦瞬介が
亡くなる前に描いた絵の件で、
高校の美術部だった仲間が
来てくれました。
俊介の遺作となるその絵には
3人の親子が描かれていたのでした。
その絵を、あゆみは瞬介の実家に
渡してしまいます。
みんなは
あゆみが強くなっていたことを
実感するのでした。
みなさんもぜひ読んでみてくださいね!
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ぢごぷり 読んでみた感想
子育て中のムーニーです。
とてもためになる『ぢごぷり』を
読んでみた感想です♪
まず、この漫画は
出産を控えているお母さんだけでなく
お父さんにもぜひ見てもらうべき
作品です!!
赤ちゃんの世話について
ここまで掘り下げたものは
私は知りません。
夜泣きで何度も起こされて大変..と
一言で語られることが多いですが
実際はこうなんだと教えてくれます。
さいわいなことに私の時は
実家の母に助けてもらったこともありますが
あゆみの様に追いつめられることも
ありませんでした。
あと、赤ちゃんによって
手がかかるか、かからないかは
かなり違うことも、あらためて実感しますね~
主人公のあゆみの場合、
自身の体が不調だったにもかかわらず、
実家に助けてもらっていないので
とても辛かったんだとも思います。
作品では触れられていませんが
あゆみは17歳で出産し高校を中退、
彼はその直後に病気で亡くなっているので
実家に頼れない事情があったんでしょうね...
ちなみに作者の育児体験が
ベースになっているそうです。
あらすじでも説明しましたが
タイトルのぢごぷりとは
地獄のプリンセスという意味です。
第○話の記述が
すべて地獄○丁目となっているのも
ちょっと笑えませんよ...
ところで赤ちゃんだけ、
お顔が妙にリアルなのが
ちょっとシュールです (;^ω^)
みなさんもぜひ読んでみてくださいね♪
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ぢごぷり「日野 かなめ」です!

初めまして、「日野 かなめ」です♪
沖浦あゆみの妹で、夢子ちゃんの...
お、おばさん????
十代でおばさん???
あり得な~~~い!!!!
コホン
夢子ちゃん、だんだん私に
なついてきてくれるので
こちらも、せっせと愛情を
注いてあげています♪
お姉ちゃんは、というと
ようやくひとつの壁を超えた
気がします。
この間まで、疲労とストレスで
お姉ちゃんが壊れていくのを
目の当たりにして、
本当に辛かったな....
もちろん、お姉ちゃん自身が
一番辛いだろうけど..
人一倍責任感が強かった人なので
私に本当にショックでした。
もっと楽をさせてあげたいけど
私には代わりに出来ないことも
あるのが残念。
今は夢子ちゃんに
いろいろ教えてあげたくて
ウズウズしています。
そうだ!夢子ちゃんの
体験を元にマンガを描いてみようかな..?
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