忘却のサチコ あらすじや感想です

この記事は 745秒で読むことができます

子育て中のムーニーです♪
阿部潤先生の『忘却のサチコ』を
読んでみましたので1巻の
あらすじを紹介しますね!
(ネタバレ注意!)

忘却のサチコ 1巻のあらすじ(ネタバレ注意)

この「忘却のサチコ」は
幸子が自分の元を去っていった
彼を忘れるため、気持ちを切り替えるため
美味しいものを日々追求する物語です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

サバの味噌煮

旅先で出会った3歳年上の俊吾と
結婚することになった佐々木 幸子。

しかし披露宴の最中に俊吾は
「サチコ すまない」という手紙を残して
姿を消してしまいました。

幸子は
月刊文芸誌「さらら」の編集部員でした。

何事もなく仕事に復帰する幸子でしたが
やはりショックを受けていることに
気付き泣いてしまいます。

気がつくと頭の中は俊吾ばかり。

立ち寄った食堂で幸子は
サバの味噌煮定食を頼みます。

サバやお味噌汁、ごはんを味わい
無の境地に達します。

そのとき俊吾のことを忘れていました。

美味しいものを食べれば
俊吾を忘れることが出来ると知った
幸子は美食の道を目指すのでした。

トルコライス

まだ俊吾に逃げられた後遺症が
残っていることを知り
また食堂でサバの味噌煮定食を
食べる幸子。

しかし2回目だと
効果がありませんでした。

美酒乱先生の代わりに長崎の軍艦島へ
取材へいく幸子。
島から人々が去っていったと聞き
俊吾を連想してしまいます。
こうなるともうだめです。

美酒乱先生のすすめで
トルコライスを味わった幸子は
俊吾を忘れて晴れやかな気持ちに
戻ることが出来ました。

かつ丼とラーメン

姫村先生は80枚の原稿を
仕上げなければなりません。

幸子は先生の邪魔にならないよう
暗い納戸で正座をしながら
原稿を待つことにしました。

ふと刑務所を連想しさらに高倉健の
「幸福の黄色いハンカチ」から
食事のシーンを思い浮かべます。

お腹が空いてつらい思いを
する幸子は、またしても
俊吾のことを思い出してしまいます。

涙を流しつらそうにしている
幸子を見た姫村先生は
頑張って原稿を仕上げるのでした。

解放された(刑期を終えた)幸子は
食堂に向かい映画と同じように
ビールとかつ丼とラーメンを
味わいます。
高倉健の気持ちになれた幸子でした。

わんこそば

携帯電話の連絡先から
俊吾の番号を消し忘れていた幸子。

恋人割を利用して彼とスマホを
一緒に購入したことを思い出して
しまいました。

そんなとき同僚がわんこそば100杯を
食べて苦しくて何も考えられない
という話を聞いた幸子は
有給を取って盛岡に向かいます。

さっそくわんこそばに挑戦する幸子ですが
給仕さんの供給タイミングが遅すぎて
逆になぜか俊吾を思い浮かべてしまいます

会計を済ませますが、理想の給仕さんを
見かけて再挑戦します。

今度は大食いのライバルが現れますが
勝ち抜いて、ようやく理想のリズムで
わんこそばを堪能します。

記録は180杯でした。

おにぎり

ジーニアス黒田先生に
恋愛小説をかいてもらいたい幸子。

しかしジーニアス黒田先生は
引きこもりで人と接触することを拒み、
担当の編集さんも
6年間一度も会ったことがありません。

メールではらちがあかないため
幸子は直接自宅に押しかけますが
出てきてくれません。

宅配便の配達や先生の作品のキャラの
コスプレをしてみますが
やはり出てきてくれませんでした。

困っていたところに食事の用意をしていた
お家からいい匂いが漂ってきたの
知ってひらめきます。

都内で人気のおにぎり専門店「ごんべ」
からおにぎりを調達し味噌汁と一緒に
先生の家の前でうちわであおぎます。

匂いにつられて出てきた先生に
ようやく会うことが出来たのです。

幸子が自分がおにぎり好きなのを
知っていたことで、先生はおにぎりを
手にします。

おにぎりを通じて
先生と通じ合うことが出来ました。

恋愛ものをお願いする幸子。

しかし出来上がった作品の
タイトルはなぜか「3丁目のおにぎり」
でした...。

みなさんもぜひ読んでみてくださいね!

スポンサードリンク

忘却のサチコ 2巻のあらすじ(ネタバレ注意)

この「忘却のサチコ」は
幸子が自分の元を去っていった
彼を忘れるため、気持ちを切り替えるため
美味しいものを日々追求する物語です。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

串カツ

美酒乱先生に同行して大阪は取材旅行に
向かいます。

美酒乱先生は女グセが悪いと評判でした

幸子から同行する理由を聞かれた先生は
苦し紛れに
「主人公の作家が熱狂的な読者に
ストーキングされるという設定だ」と
説明します。

さっそく幸子は先生のストーカーに
なり切ります。

そんな先生から
「あなたは好きな人とか追いかけまわしたり
したことがないのですか?」
と聞かれます。

俊吾は時々幸子を
追いかけていたことを思い出し、
「自分も追いかけるべきたったかも?」と
自問します

先生とお好み焼きを食べているとき
俊吾らしき人物を見かけて
急いで追いかけるも見失います。

通天閣近くで、またしても
俊吾らしき人物を目撃した幸子は
探し歩きますが
やはり見失うのでした。

失意のうちに立ち寄った串カツ屋。

店の対象は幸子に串カツを振る舞います。

サクサクの串カツを堪能した幸子は
気持ちを切り替えて仕事モードへ
戻るのでした。

大盛チャーハン

若い作家の田野ケンタ先生が
締め切りがせまっているにもかかわらず
担当の小野寺さんの目をかいくぐり
脱走しました。

幸子が立ちふさがりましたが
皇居へ逃げられてしまいます

しかし幸子は皇居を周回する
ランナーたちに交じって
田野先生を追跡。

逃げる田野先生をみて俊吾を
連想する幸子。

「なせ私から逃げたの?」と
問いかけながら田野先生を
全力で追いかけます。

なんとか田野先生を捕らえて
原稿の穴を開けずに済んだのです。

後に編集部では
佐々木幸子の桜田門外の変として
語られるのでした。

幸子は銭湯で汗を流したあと
中華料理店で大盛チャーハンを楽しみます
忘却出来たみたいです

讃岐うどん

香川県に住むいとこのあゆみが
結婚することになり幸子は
式で祝辞を述べに旅立ちます

香川といえば讃岐うどんということで
おうどんタクシーに乗って次々と
うどん屋さんをまわります。

3件目のお店で大根おろしを出されたとき
俊吾が大根をおろしながら結婚しないかと
言われたことを思い出しました。

そのときの俊吾への対応を後悔して
自分は人を祝福する資格がないとして
結婚式には行くことを諦めます。

タクシーの運転手さんのすすめで
こんぴらさんの神社へ幸せを
祈願しに行きます。

山の中腹に大きな本宮を
建てた先人の苦労を知り
自分の悩みの小ささを
思い知ります。

気を取り直した幸子は
結婚式に出向いて
あゆみを祝福するのでした。

みなさんもぜひ読んでみてくださいね♪

スポンサードリンク

忘却のサチコ 読んでみた感想です♪ 飯テロです!

子育て中のムーニーです。
阿部潤先生の『忘却のサチコ』を
読んでみた感想です♪

「タレの懐かしい甘さ....」

「サバそのものの脂の甘さ....」

「口の中で一瞬で溶けてしまうこの感じ....」

と、いった具合に料理を食べている感想が
幸子の心の声として克明に語られます。

ビジュアルでも
詳細に料理が描かれていますので
こんなのを見せられると
もうヤバいです。

お腹が空いているときは危険な漫画です。
飯テロ漫画です。

満腹になってから
読むことをおススメします。

一応、グルメ漫画かもしれませんが
あくまで主役は幸子です!

すべては幸子の前から
姿を消した俊吾を忘れるために
美味しいものを追求していきます。

美味しいものに出会うと無の境地に
達してしまうんですね~ (;^ω^)

でも俊吾をことを忘れたいのは
仕事に集中するためであって
本心は彼に会って
なぜ逃げたのか聞き出したいのです。

幸子は、いったん行動を起こすと
周りが見えなくなるほど
突き進んでいきます。

編集部のみんなからも
幸子は仕事ができる特別な存在として
見られています。

スタイルもよく
美人でかわいらしい幸子が
なぜ夫に逃げられたのか?

まだまだ謎の多い俊吾ですが
幸子の前に現れる日はくるのでしょうか?

みなさんもぜひ読んでみてくださいね♪

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です