「ダンボールで育った少女」ネタバレと感想 前半

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こんにちは
子育て真っ只中のムーニーです。

実際に起こった事件をもとに構成されたストーリーな女たちから真田魔里子先生の「ダンボールで育った少女」を紹介していきますね。

こんな親がいるなんて信じられるでしょうか?

「ダンボールで育った少女」ネタバレ あらすじ 前半

家賃を滞納していた夫婦の部屋に大家さんと整理業者が入ってきました。

立ち退いたあとの荷物を処分するためです。

業者の人が、荷物の中にあった大きな箱を開けてみると
なんと子供が入っていたのでした。

部屋を借りていた夫婦は、幼児虐待として逮捕されます。

ダンボルールに閉じ込められていたのは鹿島沙羅 5歳。

彼女はひまわり養護院で引き取ることになりました。

栄養不足で不衛生な状態だったため様々な病気を抱えていました。

ダンボールで育った子を引き取ることを知り
先生たちは動揺していました。

さらに彼女を初めて見て、誰もが言葉を失うのでした。

髪の毛がほとんど無く、痩せこけていて
他の子供から「おばあちゃんみたい」と
言われてしまう姿だったのです。

沙羅の面倒は、ベテランの古川先生に託されました。

さっそく古川先生は沙羅と向き合おうとしますが
相手にしてくれません。

何も学べなかったので食事も手づかみです。

しかし今までろくに食べ物を与えてもらえなかったので
せっかく口にした食べ物も体が
吸収できなくなっていました。

このため病院で点滴を受けることになったのです。

また、ところかまわず排便をしてしまうため
古川先生は沙羅におむつをさせることになりました。

担当の古川先生をはじめ先生たちは
ここまでひどい状況に不満を覚えるのでした。

今年入ってきた若い夏美先生は
大学生のとき古い遊びを研究して
子供たちにいろいろと遊びを
教えていることもあり
みんなから慕われていました。

夏美先生は沙羅を衝撃的な姿を見て
考えてしまうのでした。

将来、自分に子供が出来たときのことを..

夏美先生も何度も沙羅を遊びに誘いますが
全然反応してくれませんでした。

古川先生は夏美先生にムダだと告げます。

養護院の子供の中で年長の薫は、
そんな古川先生を軽蔑します。

薫自身も親から暴力を振るわれてきた経験を持っていたのです。

「普通の家庭に生まれてきたやつにはわからない。
誰も助けてくれなかったから心を閉ざしてしまった。
だから立ち直れない」

ある夜、夏美先生は彼氏の協力で
沙羅を海に連れていくのでした。

ここまでが「ダンボールで育った少女」の前半のあらすじです。

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「ダンボールで育った少女」前半 感想など

人間どころかペット以下の扱いを受けていた沙羅ちゃん。

虐待といえば暴力を想像しますが、
こちらのほうが子供というか人間に与えるダメージは計り知れません。

そんな沙羅ちゃんを夏美先生はどう導くつもりでしょうか?

「ダンボールで育った少女」は
他にも「きょうだい児」や「二人目の子供」など
3作品が収録されています。

ぜひ一度読んでみてくださいね。

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